
超遠投テクニックはじめに リールの選択スピニングリール▼遠投性 しかし、最近では400gr台と通常の小型スピニングと変わらない軽量の物が出てきており、事情は一変してきました。これらリールはマグネシューム合金を主体としたボディーで極めて堅牢かつ軽量が特長でして、更に遠投キャスティング用のものですので、ライン放出抵抗も極限まで低減されています。その代表的なものはD社のサーフリールでしょう。 これらのスピニングリールを使っての最近のキャスティング大会での飛距離記録を見ますと、空気抵抗の少ないオモリのみの負荷で、もちろんウキもなしでのキャスティングですので、カゴ遠投とは異なりますが優に200mを超えた飛距離を出しています。これを見ても、いかにライン放出抵抗が極限まで低減されて、飛距離を伸ばしているかが証明されています。実際、このキャスティング会場で見ているとライン放出の音がほとんど聞こえず、サラサラとラインが放出されてゆく様は驚異的です。 ▼糸ヨレ対策 ▼道糸 以上のようなスピニングリール仕様で、100m以上遠投しているカゴ釣り師が最近増えてきているようです。 両軸リール(スタードラッグリール、ベイトリール)▼遠投性 従って、両軸タイプは遠投リールとして理想的なメカニズムと云えますが、反面、仕掛けを投げた瞬間にスプールが猛烈な高速回転が始まりますので、これを如何に上手にコントロールできるかが重要なポイントになってきます。ある人がこの時の速度を測定してみますと、30号のオモリ負荷で道糸のリリースによる回転開始から約0.07〜0.08秒までの瞬時に最高回転に達しており、その回転数はなんと47,000rpmという超高速回転です。 このまま放っておきますと、ラインの放出速度よりもスプールの回転速度が勝ってしまい猛烈な勢いでパーマ(バッククラッシュ)が発生してしまうのは、ご存知のとうりです。そこで、これを防ぐ為にスプールのエッジ部を軽くサミングして回転スピードをコントロールし、更に着水と同時に道糸の放出が終了するのに合わせて、強くサミングしてスプールを停止させるという、この一連の動作をスムースに行うことが使いこなしの鍵となってきます。 このサミング動作をマスターできれば、比較的に軽い力(スピニング使用に比べて)で竿を振り込んでもかなりの遠投が可能になってきます。この様な両軸リールは、ベテランカゴ釣り師の多くが使用しており、100m以上の遠投をしている方が多く、又使用している両軸リールは申し合わせた様に殆どA社の6500系です。 以上のように両軸リールは、古くから遠投用として親しまれており、多くのベテランカゴ釣り師に愛用されています。弱点は常にバッククラッシュの不安があり、特に夜釣りでは着水時の様子が見えづらく、サミングのタイミングがずれてしまい、ベテラン釣り師もバッククラッシュを発生させてしまうことがあります。 竿の選択遠投用の磯竿を選定する為には、事前に使用するリールの形式を決めておかねばなりません。スピニング用と両軸(ベイト)用では、リールシートの位置、使用ガイド数等が異なって来るからです。使用リール形式を決めた上で、次の条件にあった竿を選ぶことが大切です。 遠投竿の条件遠投するための原動力は、竿の弾性力(反発力)です。振り込んだ時に竿の中ほどから大きく弧を描くような柔らかい竿では、いくら強く振り込んでも、ほとんどの力が竿に吸収されてしまい、竿の反発力が生かせず、飛距離は期待できません。従って、遠投竿の条件は、
この様な条件を前提に竿選びをされることをお薦めします。一昔前は、これらに合った竿がなく、伊豆地方の多くの釣具店でオリジナル竿が製作(厳密にはメーカー竿の改造ですが)されていました。(現在でも一部で継続販売されています) 最近はかなりのメーカーでカゴ専用竿が商品化されておりますが、まだまだ“遠投竿”と言えども腰の弱いものが多く遠投性に欠けるものもありますので、ご注意が必要です。現在販売されているメーカーの中では、G社製がダントツに腰が強く、弾性力があり、極めて遠投性に優れたカゴ釣り専用竿の一つです。 超遠投タックルの組合せ前述の条件でリール、竿が決まりますと、これらと組み合わせられる当社HEKシリーズのカゴ・ウキによって遠投しやすい重量バランスとなり、いよいよ超遠投のスタートとなります。実際の組合せ例をご参考にご自身に合ったスタイルを作り上げられることを願っています。 投げ方参考までに、ど遠投をしているカゴ釣り師の投げ方を記述しておきます。(上手くすべてを表現できていないことをお許しください)
少しでもご参考になれば幸いです。 |